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ニュース記事から [Diary]

 (asahi.comより記事を掲載)
 被災地から被災地へ――。宮城県石巻市の市立湊小学校で19日にあった炊き出しに使われたのは、宮崎、鹿児島県境の新燃岳(しんもえだけ)の火山灰にも負けずに生き残った野菜だった。市民団体が宮崎県の野菜を買い、宮城県の被災地に届けた。双方の被災者を支援する取り組みだ。

 

 発案は、阪神大震災をきっかけに誕生した神戸市の「被災地NGO恊働センター」。1月から噴火を続ける新燃岳の被災地支援をしており、灰を落とせば食べられるのに廃棄される野菜を見てきた。宮崎県のまとめでは、噴火による火山灰で農作物の被害は3月上旬までに6億円近くにのぼっている。

 そこに東日本大震災が起きた。双方を支援する策として、寄付を集めて宮崎県小林市、高原町の農家から野菜を買い、避難所に送ることにした。12日に募金を始め、3日間で、約120人から93万円が集まった。この一部を使い、第1弾として段ボール13箱分の野菜を買った。

 野外調理技術を生かして炊き出しなどの被災地支援をするNPO法人「キャンパー」(埼玉県行田市)がこの活動を知り、輸送と調理の手伝いを申し出た。他に企業などからも寄贈を受け、当面1万5千食を用意した。

 キャンパーは、被災地の負担にならないよう、寝泊まりできるキャンピングカーを仕立て、ガソリンも用意。宮城県社会福祉協議会の要請を得た上で出発した。飯田芳幸代表(56)は「被災地の思いをつなぐ役割の一端を担えた」。

 以下妹のメールより一部抜粋。

「トルコでも赤十字の募金が明日から始まります。
自分は赤十字じゃないけど、日本のNGOで被災地支援している被災地NGO協働センターというところに小額だけど寄付してみました。
被災地対被災地支援ということで、宮崎の新燃岳の被害にあった野菜を買い取って、今回の被災地に送るという事業で、こういう小さなNGOにはお金もあまり行かないだろうと思って。そんな形でしか支援できず。。。」

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